「ウチ、断捨離しました!」でおなじみの「やましたひでこ」さん。
やましたさんのファンかつ、平泉成さんのナレーションが心地よくて
毎週TVを録画している私です。
今回はどんな方が出演されるのかなと見ていたところ、
「こいでまほ」さんという方が出演されていました。
私自身、「こいでまほ」さんは初めてお見かけしたので、
放送の内容とともに
「こいでまほ」さんを深堀していきたいと思います!
山下さんの訪問でどのように変化していくのか、最後まで御覧くださいね。
「こいでまほ」さんってどんな人?
1982年2月24日生まれ。三姉妹の二女。長野県上田市出身。
丸顔で童顔、身長は152㎝と可愛らしい方です。
太田プロダクションに所属し、主に細かすぎるモノマネが得意なお笑い芸人として活動中。その他、タレント、女優、マッチングアプリジャーナリストなど活動されています。
高校生時代に文化祭で漫才を披露したことをきっかけに、芸人を志して、高校卒業後上京、大東文化大学に進学し、同大学を卒業。
学業面では、英語検定準2級、フランス語検定4級の資格を所持しており、特にフランス語を習得するきっかけは、「タンタンの冒険旅行」を原文で読みたくて猛勉強したともいわれておりハマりだすと全集中される方なのだということがみてとれます。他にも、ピアノやフルートが得意であったりと芸術面も多才。また、パン作りなど家庭的な部分も持ち合わせています。
芸風 ものまねレパートリー
主にモノマネですがライブではコントや漫談もするようです。放送中には泉ピン子さんや高橋由美子さんのものまねシーンもありました。
ものまねでは、2018年歌ネタ王決定戦で準決勝まで進出。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)のコーナー「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」に出演し、23回大会で初優勝。この成功体験は「こいでまほ」さんにとって宝物であることは間違いないでしょう。
ものまね以外では、ラジオ番組に出演。
ザ・ノンフィクションのナレーターを勤めたこともあり、それがきっかけでTV出演の機会も増えたそうです。
2020年から、マッチングアプリにハマり、100人以上とデートしたことから、マッチングアプリの傾向と対策、あるあるがわかるようになり、マッチングアプリジャーナリストという副業を作ったそうです。
2024年4月、三姉妹の名前が似すぎていて迷惑をかけるかもしれないという理由から、
ひらがな表記の「こいでまほ」に改名してます。
超貧乏性アラフォー!断捨離をしようと思ったきっかけとは
都内のワンルームマンションから現れたまほさんの部屋はまさに汚部屋。
机の上は大量のメイク道具。
床やベットの上にも寝床を埋め尽くそうとしている物。
テレビに映し出された家の中は、大変なことになっていました。
山積みにされたネタ帳も多数あり、誰でもそうだと思いますが、努力の証はなかなか捨てられないもの。
また、収納におさまり切らない洋物はスーツケースの上にまで溢れていました。
モノマネ芸人といえども、一人の女性であることが象徴された印象です。
まほさんは、「片付けても数分後にはこうなる」とおっしゃっていました。
そんな片付けが元々苦手なまほさんは、マッチングアプリで出会った人に「部屋が汚い」ということで振られてしまったようです。
婚約までいったそうですが、「彼女ならいいけど奥さんは嫌だ」と言われてしまったそうです。
それがめちゃくちゃショックで片付けを決意されたようです。
今は時々会っていて憑かず離れずの関係なんだというので、それにもビックリです。
かつては、この部屋で一緒に食事をすることもあったそうですよ。
そんなこいでさんは当時の彼を見返したい!という気持で断捨離に挑んでいきます。
まずは3つのカテゴリーに仕分けしよう
ついに、やましたさんの登場です。
過剰にまみれて本当に必要なものが分からなくなっている。
部屋の状態は、住人の頭の中を表しているということです
「ようこそ呼ばれました!」が大一声。
「ここで全て完結する。落ち着かない環境。」
さすがプロです。瞬時に察知しました。
「この空間を基準にしなくてはいけない」
部屋の広さに対して物が多すぎて今の状態になってしまったお部屋のようです。
「過剰にまみれて本当に必要なものが分からなくなっている」
まさにですね。
まほさんも「そうです。頭の中も毎日ぐちゃぐちゃで…何が一番必要なのか」
とまさにこの部屋と同じ状況に脳内も感染していました。
何から手をつけるのかというと・・・
「まずは、机の上をすっきりさせてみようか」と山下さん。
お声掛けがお優しい。
3つのカテゴリーに振り分ける
1必要
2必要じゃない
3迷う
まほさんに提示したのは、この3つの分類です。
必要のない物を山下さんに渡すように促して
まほさんがメイク道具を手にとると、「もったいない」と発言。
山下さんはそれに激怒。
怒られてしまったまほさんは、即座にそのわずかな化粧品を使って捨てました。
「ありがとう、ごめんなさい」と言って。
またしても、同じように一滴に拘るまほさんに、山下さんは、
「これ捨てちゃうと、今度はこれ買えなくなるんじゃないかと後ろ髪をひかれる」
「私は欲しいときに欲しいものを手にいれられるということを信じてない」
と山下さんが話します。
「あー」とまほさん。
まほさんの歩みはこれまでにあるのかもしれません。
子どものころからお笑いが好きでモノマネ芸人を志したにも関わらず、
芸能界だけでは先行きは不透明。婚活も中途半端。
コンビをくんだものの売れっ子になれずに解散。
これまでの経験がまほさんを固着させてしまっていたのですね。
手が止まったら作戦変更!
山下さんに背中をおされ、片付けがすすんでいきますが、途中、手が止まってしまいます。
作戦を変更した山下さん。
箱の中に今必要なものを全部入れてと声かけます。
一旦机の上にある箱をどかします。
山下さんは「何を見て欲しかったかというと、このホコリなの」
「ホコリのある空間に自分をおいやっている」
頷くまほさん。
さっきの机の上と今の状態、どっちが気持ちいいのか問いかけます。
もちろん応えはこっち(片付けたあと)
気持ちが良いことを自分に与えていくことが断捨離。そう諭すと気持ちの余裕もでてきます。
全てが記念品
次にとりかかったのは、テーブルを少し動かして、死んでいた棚へ取り掛かります。
ホコリ被った棚を見るなり、やましたさんは、「死んじゃってる。本の死体。本のミイラ」と発言します。
棚の上には、出演して貰った番組の記念品。
棚で見つけたのは、2023年のものまね番組でいただいたお煎餅のことでした。
食べるわけではないので、
「捨てていい?」と山下さんが聞くと、
まほさんは「だめっ!」と大声を発します。
「だってあたしこれしかないですもん…」
「生きてたって証」ふ、深い・・・
山下さんは
「人って、どうしてこんな物ためこむかなって、どうして捨てらんないのかなって。
根本的な疑問をずっと考えてる。ひとつだけとけたことがある。
生きてきてるじゃない。心もとなさを解決するために物に託す。
全てが記念品なの。
しるし、今のこころ、そしてもの。(記念品)
全部が記念品になっている。」
記念品の品で今の空間が台無しになっている。
=今の空間が綺麗だったら、明るく清らかな自分をたもつことができる。
先生の話しを聞いたまほさんは、その後、煎餅(記念品)を捨てる決断ができました。
その後も大事にしてきた記念品を次々と断捨離していきました。
「とにかく、間引きするくらいの気持ちでやればいい」とアドバイス。
間を引いていくと空間ができてくる地道な作業。
それでも、まほさんはあきらめずに断捨離を頑張ります。
断捨離10日後
明るい表情のまほさん。
「順調です!」
本やフィギュア、CDは200件近く売りにだしたとか。
この日は衣装の断捨離です。
300円で購入した衣装を大事にとっておく。
2%くらいの可能性をとっておく。
モノマネは極める。と意思表示を示しました。
小学校からの棚を残していたのも、まだ使える。ちょっとの可能性の積み重ね。
そういった過去の物をどんどん断捨離していきます。
1か月後
「すっきりしてます」
ニコニコの明るい表情で紹介するまほさん。
今必要なものだけを残して、あとは全部お別れしました。
小さな可能性を手放したくなくてあらゆるものを貯めこんでいた部屋。
過去の記念品とともに断捨離をした部屋。
すっきりと暮らしやすくなりました。新たな希望が入りやすくなる部屋が出来て自信もついたようです。
「元カレとも過去だし、決別しました。もうちゃんと会うのやめよ」って。
これを、2年できなかったそうですが、過去より未来。今を生きる覚悟ができたようです。
今回ばかりは、「自分よくがんばった」なって。とまほさん。
自分で自分をほめることって大事ですよね。
これまでは、ベットの上でだらだらと作業をしていたようですが
今は、タブレットを使い机でネタづくりをするようになりました。
しがみつくことの断捨離
1%あるか2%あるか
そこにしがみつくことで98%の可能性を失っている。
そこに気が付くきっかけは
ひとつひとつと向き合っていくしかない。
それと向き合った結果、新たなことに出会う可能性がやってくる。
それは、おそらく物の断捨離ではなく人生の断捨離と共存していると感じました。
物の断捨離
人の断捨離
職場の断捨離
さまざまな人生の中に断捨離はこれからも必要なフェーズになるでしょう。
毎日忙しくて時間がない方でも、
5分から断捨離を始めてみてはいかがでしょうか。
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